2010年3月3日水曜日

最初のカメラは‥‥

学生時代は最初はペンタックスauto110を使っていた。日本中、旅行するようになってやっぱり小さなフィルムでは物足りなくなり、ペンタックスA3dateを中古で買った。コズミカブランド(ペンタックス製)の28-80mmが付いていた。結構重いレンズだったけれど今思えばよく写るレンズだった。何もカメラの知識なしに詳しい友達を頼って購入したもの。素人にはフルオートのカメラがいいだろうという選択だったと思う。オートフォーカスのミノルタα7000が発売された直後だった。
大学を卒業するときに電話の権利を売ったら(携帯なんかない時代だ。若者よ、わかるか?)まとまったお金が手元にできた。卒業の記念とこれからまじめに趣味として写真に取り組もうと、新しいカメラの選択に入った。コンタックスの167MTなんかかっこよかった。今までペンタックスだったのでLXもいいかと思った。でも新品で買うような予算はなく、中古カメラ屋に向かった。そこには167MTもLXもなかった。同じく候補としてあがっていたこれがあったのだ。



ここからニコンとの長い付き合いが始まったわけだ。
オートフォーカスという言葉は輝いて見えた。しかし、いつからかマニュアルフォーカスのレンズをつけることが多くなった。1/8000はすごいと当時は思ったのだが(意味はよく分かっていなかった。コマーシャルに感動したのだと思う。)、今では1/1000あれば何の不足もない。
その後、シャッターユニットを交換しオーバーホールされ、外装のプラスチックも交換して新品同様の姿で防湿庫に入れられている。思い出が多くとても手放せないカメラになっている。

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