2012年9月22日土曜日

写真家 石元泰博-時代を超える静かなまなざし-

春日井市で開催中の写真家 石元泰博-時代を超える静かなまなざし-」を見てきました。とにかくよかった!!


桂離宮のシリーズなどを楽しみに行ったのですが、展示室に入るとスタートから都市を題材にする写真の展示‥‥これが圧倒的にすばらしい。シカゴで撮影されたもの、東京で撮影されたもの、様々な時代に撮影されたものが組み合わされてさらに魅力を増しています。図録の解説に「‥作品の撮影時期やシリーズの枠を超えた”対比”というスタイルをとることで、石元作品のモダンアートとしての魅力を明らかにする。」とありますが、まさに的を得た展示でした。


文化フォーラム 春日井では10月11日までの展示となっています。見るべき写真展!!

2012年9月21日金曜日

PENTAXの金具を巡るいろいろ

PENTAXの67を使っています。
義父の使っていた67IIとレンズ数本をセットでいただいたのがきっかけ。
大きいことは仕方ないけれど、それをのぞけば想像以上に使いやすい。
しかし、いただいた大事なカメラ、普段使いに車に乗せっぱなしにしたり、ガンガン(雑に)使っちゃうには気が引けます。そこでかなり傷んだミラーアップなしの6×7を格安で入手、同じく自分の好みの(長さの)75mmも。これで心置きなくガンガン使い込めます!!

‥‥ところがこの6×7にはストラップを着ける金具がついていません。でっかい釘の頭みたいのがあって、そこにはめてストラップを通す金具(ストラップ金具G)がないんです。使っているMamiyaRB やKOWASIXも同様な形式ですが微妙にサイズが違うんです。Mamiyaのは引っかかって一見外れないように感じるんですが使っていると急に抜けたりしちゃいます。何度か危ない目にも会いました。
で、買おうと思ったんですがどこの店でも取り寄せになり、その上意外と高く(1000円くらい、しかもひとつが)まあいつか中古で安く見つけるまでいいかあ‥‥という気持ちでいました。

これが問題の「ストラップ金具G」だ!
先日、カメラ屋さんのジャンクコーナーにPENTAX645があるのを見つけました。ボディのみでフィルムバックもレンズも付いていません。でも金具はついている、ストラップ金具G!値段は1000円。金具代としても安い‥‥買って帰りました。

家に着くと一度電池を入れてみました‥‥金具欲しさといっても、645本体も使えればというさらなる欲が出てくるでしょう、ここまで来れば!
動きません。もちろん動きません。1000円のジャンクですから、外観はすごくきれいなんだけど、そんなもんです。そもそも欲しかったのは金具です。


ところが写真仲間で645所有のT口さんとその話をしていたら、手動でシャッターをチャージする方法があり、それは試したかとアドバイスが。そのとおり試してみると、動くじゃん、普通に!
そうなれば急いでフィルムバックを入手、レンズは67のものを使えばいいのでそのアダプターも入手。

67のレンズをつけるとさすがにでかい!重い!

というわけで金具が欲しかっただけなのにカメラがひとつ増えてしまったという話でございます。で、結局ストラップ金具Gはもう一組必要になり、昨日、名古屋丸栄の中古カメラの催しで買って来ました(300円で!)。

645ですが、先日の撮影会などで早速撮影してきました。AEはともかく、モータードライブ付きの中判は初めてです。油断するとあっという間にフィルム一本済んでしまうので(フィルムが高くなっている昨今)大変危険なカメラですね、これは。