2014年5月14日水曜日

BLOWUP撮影会

先週日曜、BLOWUPの72回撮影会に参加してきました。
今回のモデルは小塩紗弥子さん(セントラル・ジャパン)、場所は愛知県緑化センターです。

モデルの小塩さん
今回のテーマはスピードライトです。
またまたのスピードライト、つまりはストロボですが、さすがに屋外ですのでモノブロックを持ち出せないわけで、NikonF4に合わせて当時買ったSB-24が久しぶりの登場です。先日買ったメーカーのストロボ用ケーブルよりも安い中国製ワイヤレスリモートフラッシュトリガーを付けて、三脚に固定、離れた場所から自在にストロボ発光をテストです。
この格安リモートトリガーですがもちろんTTLやオート機能は使えず、純粋に光らせるだけが機能ですが、これがなかなか便利でした。


こんな感じで撮影。
 もうひとつ今回の初登場は「PENTAX67のレンズをNikonのボディに付けるアダプター」。基本ニコンを使っていますが、中判はPENTAXかMamiyaなわけで、レンズがいろいろかさばっていました。そこでNikonの望遠レンズ部分はPENTAXのレンズを共用してしまおうというわけです。その目論見はまあまあの成果。上のモデルさんはNikonD200に67用の300ミリを着けたもの。問題は最近衰えを感じる視力の方でした‥‥。


今まで、あまり積極的にスピードライトを使うことはなかったのですが、ここまで簡単に「オフカメラストロボ」撮影ができるなら今後ももっと使っていきたいと思いました!

写真の出来ですがここに掲載していない「いいやつ」は写真展などで公開しますということで、お楽しみに!

◎今回のお道具

2014年5月13日火曜日

もの撮りのお稽古

真上からトレーシングペーパー越しにソフトボックス。左斜め45度水平にやっぱりトレーシングペーパー越しのソフトボックス。右側にはレフ板。
左がメインで上の光量はその2分の1。

という、メモ。





モデルはニコンFに20mmF4。
新婚旅行(10数年前の)で行ったハワイのビーチ近くの中古カメラ屋でセットで購入。

※今回の道具


2014年5月4日日曜日

荒木経惟「往生写集」豊田市美術館

豊田市美術館で開催中の荒木経惟「往生写集」を見てきました(6月29日まで)。
なかなかの量と豊田市美術館独特のスペース感の中での展示を楽しんできました。



荒木氏の写真家としての歩みにあわせて展示が始まっていきます(ということは「さっちん」のシリーズからスタート)。個人的にはあの「ゼロックス写真帳」の実物が見られた(ちょっとだけだけれど)のが新鮮でした。「センチメンタルな旅」のシリーズの展示、壁にはあの私写真宣言が大きく掲げられていました。
その後は、過激だった「猥褻」な時代はパスされて(公共の美術館なので仕方ないのかなあ)陽子夫人の死、人物の肖像や東京のスナップなどのシリーズなどを経て、2階のスペースへ。
2階に移ると、時間軸は前後しながら自宅のベランダからの定点観測的な大きなプリントが並べられたり、愛猫の(死の)シリーズ、母子像など さまざまな作品が続きます。

荒木経惟というあまりに有名な作家の歴史と作品群。夫人の死、愛猫の死、自身の闘病など、作品を見つつもその時その時の写真家個人の出来事がリンクしてきて、作品のみを写真家から切り離して読み解いていくというのが出来ないまま鑑賞を終えました。
これが写真家自身が宣言し追い求めてきた「私写真」なのだということをまざまざと見せつけられた写真展でした。