2012年10月30日火曜日

偶然、素敵な写真展を見た

以前よりお世話になっている先生の版画の個展を見に名古屋市内のギャラリーに行ってきました。
版画の作品も良かったのですが「ギャラリーの2階で写真展やってるよ」と教えていただき、見に行った写真展がこれまたよかった!!

水野誠司さんと初美さんはご夫婦で作品を作られているそうです。
フィンランドで撮影された作品は自ら調合して紙に塗布したパラジウムプリント、プラチナパラジウムプリントで仕上げられ、北欧の冬の柔らかな光が美しく(モノクロ)プリントされていました。
手作りで生み出されるとても温かな作品を楽しませていただきました。
やっぱり、写真は(特にモノクロは)オリジナルのプリントでなくてはいけません。

直接、作品を前に作家さんに(遠慮なく)いろいろお話を聞けて勉強になりました。
感謝です!!

水野誠司・初美展 The Light in the Landscape
10月26日(金)~11月11日(日)
■GALLERY APA F2
〒467-0003 名古屋市瑞穂区汐路町1-15 2F

2012年10月17日水曜日

一脚を買った

ここのところコンパクトに持ち運べて、ちゃんとした長さと強度があって、安い一脚を探しておりましたが、無事購入いたしました。
もともとハスキーのがっちりしっかりのは持ってますが、完全に「一脚で今日は撮ったる!」という意気込みがないと縮めてもそこそこ長く重量もあるのでつらいのです。

ネットでいろいろ調べて、あーでもないこーでもないとやってましたが、店頭で持った瞬間決定でした。
SIRUIのP-306。アルミの6段。畳めば36センチ、伸ばせば154センチで十分の長さ。重さも500グラムで持ち歩きには最適です。
6段というのはやはり伸ばしたりの時は多少めんどくさいですが、強度はしっかりはしています。

ベルボンの自由雲台を付けてみた。

「SIRUI」のロゴの入った貧弱なストラップとそこに付いている百均めいたコンパスとカラビナはいただけませんが(なんでこんなの付けたんだろう)、それ以外は今のところ不満はないです。
運ぶのに楽な一脚を探している人はこれも候補に入れてみては‥‥。


2012年10月11日木曜日

不思議に

写真というのはつくづく不思議なものだと思う。

気合を入れて撮影したもの、撮影の現場で興奮しながら撮ったものなど、撮影した直後にそれなりに充実感を得たものが、時間を経ると意外なほど記憶や心に残っていない。
何気なく撮っているもの、失敗したとすら思っていたものが後々とても気になる存在になったりする。その多くは忘れてしまっていたりするけど。

だから時折、古いネガを引っ張りだしたり、ハードディスクのフォルダの奥底の画像を見なおしたりするのは大変楽しい作業だったりする。忘れていた記憶を呼び起こすというより、自らの視神経の再発見という感じかな。