2010年4月30日金曜日

万博メモリアル写真展

上海万博も開幕します。瀬戸市文化センターで「愛・地球博開幕5周年メモリアル写真展」がフォトグループアンダンテの主催で行われます。私も参加いたします。

アンダンテ会員が五年前の愛・地球博会場で撮影した作品を展示いたします。

私は左の画像を半切で展示します。他にも小サイズの作品が展示される‥‥予定です。

当時はまだデジタルカメラとフィルムカメラが半々といった感じだったでしょうか。
左の撮影に使ったカメラはRICHOのCaplioRXという320万画素のもの。コンパクトデジカメとしては当時28mm相当からの画角は少なく、画角と単三電池で動くという点で使っていました。原色が派手に出る色合いにはちょっと閉口しましたが‥‥。
久しぶりに万博当時撮影した画像をチェックし直し選んだ一枚ですが、320万画素からの半切プリントは厳しいものがありました。質という点ではどうかと思いますが、5年間のデジカメの進化を確認するという意味ももってごらんいただければと思います。

■愛・地球博開幕5周年メモリアル写真展
2010年5月1日土曜日から5月5日水曜日
瀬戸市文化センター 第22会議室

2010年4月25日日曜日

子どもが採ってきたタケノコを撮ってみる

子どもが通う学校は広い里山に囲まれた環境にあります。そこに竹林があり、先日タケノコ(硬くて食べられそうにない先っぽだ)を採って帰って来ました。ひとまず写真には残しておこうということで撮ってみました。

そのまんまタケノコの写真です。
Nikon D200+Viviter55mmF2.8Macro。
このマクロレンズは標準マクロなのに等倍の撮影が可能という意外な優れもの。シャープというか硬いというか、「マクロレンズ」らしい写りをします。
ライティングなどは数百円で作ってみた自作のマクロ撮影用の装置(装置なんていうと照れくさいぞ) 。詳しくは次回書きます。

2010年4月9日金曜日

4×5フィルムフォルダ、早速対策

4×5のフィルムフォルダの撮影済かを分かりやすくする対策をした。別にたいしたことではない。引き蓋の片面の目立つところに「撮影済」というシールを貼っただけ。中古のフォルダなので、元の使用者がそれぞれの方法で印がつけられていたのを(だからややこしい)統一させたということ。
そんなこと当たり前、ちゃんと最初にやっておけと言われれば、確かにその通り…。
 フィルムを入れるときに、テストのつもりで気楽に入れたのがダメなんだな。

対策済みのフォルダに早速アクロスのフィルムを詰める。35mmの長巻のフィルムをパトローネに入れるときもそうだけど、何となくワクワクする。自分は全く釣りはしないけど、釣り人が仕掛けの準備をしている時の気分ってこんな感じかと思う。

2010年4月8日木曜日

フィルム現像

今夜はフィルム現像作業。35mmにブローニーに4×5。問題は4×5。自分の性格に問題があるのか…撮影済かよくわからない状態のフィルムフォルダあり。現像したら未露光だった!
次からはこんなバカな失敗しないように、何か工夫をしよう。
絶対、一回はやると思っていた…でも二重露光しなかったのはラッキー。


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2010年4月6日火曜日

「たのしい写真 よい子のための写真教室」ホンマタカシ

「たのしい写真 よい子のための写真教室」ホンマタカシ(平凡社)をやっと読み終えた。昨年出版された本で、読みたいと思いつつ今年に入ってやっと買ってきて、最近読み始めた。読み始めれば一気に読んじゃうのだけど。

おもしろかった。タイトルにだまされちゃうと、子ども向けのようだけどかなり深く、それなりに(現代の)写真についての知識なり感覚なりが必要。花や風景のみが写真と思っている向きには読みにくいかも。

写真というものは現代美術にどんどん接近している。「写真」としてはやはりシャッターを切るという行為に重きを置いてきたのだけれど、最近はそんなことはそれほど大きな意味を持たなくなってきた。たぶん、デジタル化という事も影響しているのだろうけれど、それ以上に「現代美術」という感覚が写真の世界に根を下ろしてきたからだろう。
今でも、私たち趣味として写真を楽しんでいる者たちは旧来の写真のお約束の多くにしばられているように感じる。アマチュアこそお約束事にしばられない立場のはずなのに。写真の枠を超えて、写真を楽しむことを考えてみるともっともっと楽しくなるような気がする。

「今」の写真、「これから」の写真を考えるきっかけにお薦め。