2009年11月29日日曜日

写真展が終わり‥‥

先週末に「光彩写真展」が無事終わりました。
たくさんの皆さんに見ていただきありがとうございました。

グループ展というのは、展示数がひとり1枚とか2枚なんていうことが多いのですが、今回は「組み写真」というものが基本になっているグループでした。5枚位がひとり分という感じでした。普段「一枚の写真」というものの見方をしてしまいがちですので、このような機会は勉強になりますね。

(遅くなりましたが)とにかく、無事終わり、見ていただいた方に感謝です。

2009年11月25日水曜日

篠山紀信

篠山紀信が公然わいせつ罪で家宅捜索を受けたというニュースがありました。
篠山紀信の作品テーマといえば、まず東京でありヌードであり(とにかくいろいろなことを撮り続けている写真家ですけど)『東京+ヌード』は最も中心となるモチーフでしょう。
作品自体が問題になったわけでなく、撮影方法が問題ということらしいです。でも、以前から街中で撮影された作品・写真集というものはあったわけで、今回急に警察が問題にしたという印象があるのですがどうなんでしょう。
とにかく、今回のことで篠山紀信さんの作品の方向性などがかわってしまったりしたら残念ですし、何よりも街中で撮影する(ヌードではない作品) 写真家の活動に変な影響が出てきたとしたら(ないと思うけど)いやだな。

2009年11月21日土曜日

明日最終日

開催中の光彩写真展。いよいよ明日が最終日となります。

展示している作品の最後の2点です。






先にも書きましたが、撮影場所・時間・カメラ・レンズ、ばらばらの写真の組み合わせでした。

明日までの会期、ぜひお近くの方はどうぞ。


フォトグループ・光彩写真展
平成21年11月19日木曜~22日日曜
瀬戸市文化センター文化交流館ギャラリー(愛知県瀬戸市)

2009年11月20日金曜日

光彩写真展の作品と「東京欲望」

昨日に続いて、光彩写真展の出品作です。今日の中日新聞の近郊版に写真入りで紹介記事が出ていましたね。





二つ目の額の二点です。
写真集というのを自分は結構買うほうじゃないかと思います。写真好きとか、カメラが趣味という方は多いのですが、意外と写真集を買って楽しんでいるという人は自分の周りでは見かけません。自分の周りだけの傾向か、全体的な傾向かはわかりません。
自分好きな写真集の中で「東京欲望」Ben Simmonsという一冊があります。写真集を買うときは私の場合、以前から好きな写真家だから買う、他での評価や雑誌やネットで見て興味を持って買う、そして本屋で何気なく見て気に入ってしまって買うという3パターンがあるのです。この一冊は典型的な三番目のパターンですね。それまではその写真集も写真家も知らなかったのですが、とにかく見ていて面白い。見開きになる2ページにそれぞれ2点ずつ写真が配置されています。その計4枚の写真、全く関係ないスナップされたイメージが同時に目に入ってきます。それぞれのイメージはさりげない一瞬を記録したものなのですが、一件無関係な上下の組み合わせあるいは左右の組み合わせが見ているうちにそれぞれが意味を持ってつながり始めます。時間も空間も別なはずの瞬間のイメージ同士が呼応し始める‥‥不思議な感覚です。写っているモノが共通する部分がある場合や、構図的な印象がつながりを感じさせる場合。そんな共通部分を探しながらページを進めていくと時間の経つのを忘れます。

今回の光彩展の自分の展示なのですが、そんな感覚を意識してモノクロのイメージを6点選んで組み合わせてみました‥‥が、どうなんでしょうか?何か感じていただくものがあればうれしいですが。




フォトグループ・光彩写真展
平成21年11月19日木曜~22日日曜
瀬戸市文化センター文化交流館ギャラリー(愛知県瀬戸市)

2009年11月19日木曜日

光彩写真展始まる

参加している「光彩写真展」今日スタートしました。



多くのご来場をいただいているようです。ありがとうございます。
私はなかなか会場に行くことはできないので、失礼しています。






今回は2枚のモノクロの作品を一つの額で展示。それが3組あります。上のはその最初の組み合わせとなります。

フォトグループ・光彩写真展
平成21年11月19日木曜~22日日曜
瀬戸市文化センター文化交流館ギャラリー(愛知県瀬戸市)

2009年11月18日水曜日

今日は搬入!

明日から光彩写真展スタートです。
結局、今回はモノクロ6点での参加となりました。
35mmで撮影した(撮影地・撮影日・カメラ・レンズはバラバラです)ものとなります。何か特別な瞬間でなく、極力何気ないような景色を選んでいます。
2点ずつを一枚の額に入れました。まったく関連のなさそうな、でもどこかで繋がりそうな組み合わせになっています。
プリントに関しては、残念ながら暗室にこもる時間がなくフィルムスキャン+インクジェットとなってしまいました。ごめんなさい。






上2枚は組み合わせを変えながらセレクトした中から、今回没にしたもの。額の都合がつけば、この組み合わせも展示したと思います。

フォトグループ・光彩写真展
平成21年11月19日木曜~22日日曜
瀬戸市文化センター文化交流館ギャラリー(愛知県瀬戸市)

2009年11月17日火曜日

秋の日、撮影会。

先週末は参加しているBLOWUPの撮影会が愛知県緑化センター・昭和の森で行われました。今回は午前中だけの参加。集中して撮ってきました。





モデルは野木久美子さん。
紅葉もなかなかいい感じでした。


今回はペンタックスK100Dに18-55mmの標準ズーム一本。フィルムのほうはKOWA6+85mmF2.8。トヨビュー+フジナーW150mmF6.3。
4×5は最近入手した古いレンズのテストとすばやくカメラを扱うためのトレーニングということです。すばやく・確実なセット。多少てきぱきとできるようになりましたが、あきれながら待っていただいたメンバーとモデルさんに感謝です‥‥でも、モデル撮影会に持っていくカメラではないということは重々分かっております‥‥。

2009年11月9日月曜日

『breath origin』曽根陽一写真展

昨日は春日井市のBan Photo Galleryに出かけてきました。

『breath origin』曽根陽一写真展。
モノクロの植物の葉を写したシリーズでした。独特のトーン。とても魅力的なものでした。プリントはオーバーマットを使わず、プリントされたペーパー全体を見せるといった展示でした。プリント部分から余白に向けて光が滲むように染み出しているような印象を受けました。写真というのは光をフィルム・印画紙に注ぎ込む作業なんだと自分の中で再確認したような気分でした。

毎度毎度なんですが、比較的近い場所にある写真ギャラリーにもかかわらず、最終日近くに(今回も前回も最終日) 急いで走って見に行くというパターンになってしまっています。本当は早めに見て、さらに会期中に再度というのが理想なんですが‥‥。

興味深くプリントを見て勉強させていただいただけでなく、今回は会場でtokyo-photo.netのhayhayさんが留守番をされていて、初対面だったのですが展示されている作品を前に曽根さんが来廊されたときの話を聞かせていただいたり、暗室や写真のことについていろいろな話が出来たことが一番の収穫だったと思います。hayhayさんありがとうございました。偶然で驚きましたが、楽しい時間を過ごさせていただきました。

次回展示もモノクロ。内容も自分の好みの雰囲気なのでとても楽しみです。


2009年11月2日月曜日

「ふれあい芸術展」終了

先週末、写真クラブの皆さんと一緒に参加していた「瀬戸ふれあい芸術展」が無事終了しました。
搬入の後は最終日の午後から数時間、会場をうろうろとしていただけなのですが、なかなか楽しいものでした。

各部屋ごとに「テーマ」が決まっていて、私が参加した部屋は「瀬戸のやきもの」というテーマが与えられていました。で、先日このブログにも載せました写真を展示していました。書道や俳句のグループは文字で表現して短冊や軸にしたものを展示していました。皮工芸の方は壷のような作品を、いけばなの参加者は花で「やきもの」を表現していました。そして、陶芸協会の皆さんは‥‥そのまんまじゃん!

何が一番楽しかったかといえば、多く出品されている陶芸作家の中に久しくお会いしていない顔を見つけてはお話させていただいたこと。狭い町ですが、会う機会の少ない人には会えない(よく会う人にはやたら会うのですが)。近況や最近の活動など、いろいろとお話できました。
他にも、今まであまり話すことがなかった作家さんからも、作品についていろいろな(かなり深い!)話をうかがえたりと、趣味の写真よりお仕事関係の知識を深めさせていただきました。会場にいる方は結構時間をもてあましている場合が多いので、話しかけるといろいろな話が聞けたりします。

個展、グループ展もいいですが、たまにはこういう異業種交流のような展示も刺激があっていいものです。