2014年6月25日水曜日

姑息にフルサイズ(1)

そもそもはこんなものを見つけたのが事の始まりです。


ソニーのNEXシリーズにニコンのレンズを着けてしまうというアダプター。
ソニーのNEXは薄型のコンパクトなボディにAPS-CサイズのCMOSというミラーレス一眼。もちろんフランジバックが短いのでおおよそどんなレンズでもアダプターを介せば着いてしまいます。その上、その隙間を利用するように縮小光学系なるレンズ群を内蔵してしまっているのがこのアダプター。
普通にレンズを着ければAPSサイズのCMOSなんで、焦点距離はフルサイズの1.5倍相当になるんですが、この縮小光学系がそれを0.72倍してくれるので、いろいろ掛け算するとほぼフルサイズの画角で撮影出来てしまうんですね。
面白いじゃないですか!

というわけで、NEXはなかったのですが(NEX5Nの中古価格がすごく魅力的なことも相まって)アダプターを注文するに至りました。

なかなかちゃんとした作りです。
着けたレンズのフルサイズ時の画角とは若干違ってはいますが、さほど気になることはありません。
このアダプターはGタイプの絞りリングがないものにも対応しているので(アダプターに絞りを動かすリングあり)、Ai以前の古いレンズから、Aiのもの、AFのもの、GタイプまでFマウントならば使うことが出来る(すべてではないと書かれてはいるけど)わけです。これは画期的かもです。
実際手持ちのレンズをひと通り着けてみましたが、オート55mmF1.2とオート35mmF1.4(どちらもAi改)は装着できませんでした。これは一番使いたかったレンズでしたので残念です。
まあひとまず、しばらくはカメラに慣れるということも含めて、テストしてみたいと思います。