2012年2月22日水曜日

カメラの故障と付き合う

フィルムカメラを楽しめるのはあと何年‥‥とかいう話題もあるようですが、逆にフィルムカメラの中古価格も(一部を除けば)下がる一方で、お金をさほど掛けずに色々なカメラを楽しめる「いい時代」でもあるわけです。

もともとお金を掛けずにが、私のカメラ趣味の基本なんですが、喜んでカメラを安く入手していると故障したものを買うこともあるわけです。
ここの所、何度か持ち出しているフジカGW690というのも手元に来た時から故障している一台。
全く使えない故障というのは諦めがついて使わない、ところがこいつはシャッターを切ったはずなのに写らず露光されないままフィルムだけ送られることたびたび。きちんとフィルムに画像は写っているのにフィルム送りがおかしく画像が重なることたびたび。きちんと写ればレンズもいいのでいい写真が撮れるんですけど、1ロールに数カットは失敗している(69なので1本のフィルムで8カットしか撮れないのに!!)わけなんです。

ネガを見ると、うまく撮影できたカットはとてもいいものだけなんです。これはひょっとしてこのカメラ自身が気に入らないときは撮ってくれないのじゃないか‥‥と思ってしまいます。業務用に酷使されたことが見た目からもわかるカメラですから、「下手くそな写真を撮られるのは勘弁してくれ」ということなのかもしれません。

まあ、機械のことですから、そんなことはないのでしょう。
フィルムを無駄に使うのはきついですが、もう少しだけこのカメラは使っていこうと思います。

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