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2013年8月2日金曜日

ひとまずの完成

このブログを始めた当初から進めていた4×5引き伸ばし機自作の件です。

しばらく止まったままになっていました。理由は‥‥
・撮影レンズをそのまま使うということにやはり抵抗が。
・電球の熱の問題。
 そんなところです 。

ところがここのところ続けざまに、引き伸ばしレンズ・フジノンEP135ミリを入手、さらにフジ引き伸ばし機・F670MFのジャンクを見つけて来ました。
ジャンクのF670MFからレンズのマウント部分と支柱とベース一式をいただき、普通の引き伸ばしレンズの使用ができるようになりました。
光源の部分ですが電球ソケットを囲む部分を一回り大きなペンキバケツに交換。大きめの電球に対応できるようにしました。そして、熱問題の完全な解決策としてLED電球を採用しました。ただ、近所のホームセンターで入手出来たのが60W相当のLED電球でしたので暗いことは我慢しなければなりません。

ヘッド部分。無理矢理な外観が我慢。

全体の外観。支柱・台座ともに小さめに感じるけど、半切までは行けるようです。

光源部分とレンズマウント部分は簡単に外れます。
本体部分に使用している初期型トヨフィールドは全く加工していませんので
普通にカメラとしても使用可。

これで4×5のプリント処理までが出来る環境に(ひとまず、ともかく)なりましたので、次はどんどん写真を撮るだけ!!‥‥ですけど、なかなか大きなカメラを持ち出すチャンスがありません‥‥。

2009年6月23日火曜日

自作引き伸ばし機を使ってみた

さて、トヨフィールドの後側に取り付ける光源とフィルムキャリアは一通り完成したものの、実際の暗室作業に投入出来ないままになっていました。先日やっとペーパーを買ってきましたので、昨夜「初4×5引き延ばし」作業を行ないました。
結果なんですが、思ったよりは光源は明るく、無事作業することが出来ました。結果は上々です。

光源周囲からの光線洩れはやはり派手にありました。暗室にあった黒のビニールテープを洩れている箇所に貼る事でひとまず対応。
引き伸ばしレンズは用意していないので、撮影にも使っているフジノンの125mmをそのまま流用。手元にあるイルフォードマルチグレード用のフィルター(引き伸ばしレンズ下につけるタイプ)はレンズの径が大きく使用できなかったため、今回は十数年ぶりに号数ペーパーを用意しました(フジブロWP KM3号)。
ネガは春先のクラブの撮影会で撮ってきたもの。フジのアクロス100。その現像については(これもいい加減な方法だけど)また後日(空の一部に現像ムラがありますね)。

暗室内で気がついたこと。
さすが4×5のフィルムサイズ。六切り程度の伸ばしでは、アクロスという微粒子のネガということもあって、自慢のピークのフォーカシングルーペで見ても粒子は見えませんね。ピント合わせの作業なんですが、撮影レンズを使っている上に、もともと水平に設置すべきトヨフィールドを縦に置いたせいで(まぁ古いカメラでいろいろとガタもきているし)なかなかスムーズに合わせるというのは無理ですね。多少時間がかかりましたが、ピントはきましたよ。
中間のトーンが豊かという印象。背景のボケ方などはちょっと中版とは違った感じですね。

自分の必要とするレベルにおいてはこれで十分です。撮影用のレンズの流用もまあまあの結果、ただ何かあってはいけないので(熱の問題や落下とか)、どこかでシャッターが壊れているジャンクレンズを探してきたほうがいいようです。その際、口径の小さなものだったら今手元にあるマルチグレードのフィルターの使えるかもしれません。
伸ばし機の支柱の様子からすれば、半切程度までならば楽に行けそうです。フィルムの種類なんかも再度検討ですね。しばらく楽しめそうです。

2009年6月5日金曜日

とにかく完成!

 何度か書いてきた4×5引き伸ばし機の製作。
トヨフィールドに光源を接続、ラッキー90M-Sの支柱に固定して、ひとまずの完成です。
どことなくアジアチックな感じというか、やっぱり貧乏くさい感じですね。みかんの缶が外観上、致命的でしょうか。もともと出来ないより出来た方がいいやという感覚でスタートしていますから、まぁこんなものならば大丈夫でしょう。
 レンズは撮影に使うレンズをしばらくは流用するということにします。
実際に使用する段階でまた、光線漏れなどがあるだろうと予測されますが(というよりも多発すること必至)、その都度テープでふさいでいこうという予定です。

 早く暗室で使用してみたいという気持はあるのですが、普段使っているイルフォード・マルチグレードのフィルターのフォルダーが付けられない点、それでなくても光源が暗めなのでフィルターは使いたくないなどの理由で久しぶりに号数印画紙を使ってみたいと思っています。号数印画紙が手元になく、買出しに出かける必要がありその準備が整うまでは、しばらく我慢ということになりそうです。

 また、作業しましたらそのあたりのことも書きたいと思います。

2009年5月27日水曜日

自作する4×5引き伸ばし機・4

ネガキャリアを作らなくてはいけません。
いろいろとネットで調べたりしているとマグネットシートを利用するという方法がいくつか出てきました。ガラスで挟み込んでみたらとも思っていたのですが、この方が手軽にいけそうです。また、4×5のフィルムを実際に現像してみたところロールフィルムよりも厚みがあり、しっかり四辺を押さえる事が出来れば平面性も確保できそうです。

またまたダイソーでマグネットシートを購入。2枚を適当なサイズに切って、真ん中に四角くフィルムサイズに合わせた窓を開けて完成。あわせるとひったりとくっつき、期待通りの出来上がりでした。ただし、引き伸ばし機に差し込むことを考えると、全体がやわらかいのでちょっと使いにくい面もありました。そこで一枚補強と平面性維持のためにアクリルの薄い板を貼り付けて今度こそ完成です。

アルミのベースと光源部分をつなげる際、遮光のため挟み込んだクッション素材の厚みを利用して隙間を作りそれをネガキャリアの差込口としました。思いつきだけで進んだ割に結構いい感じですね。

2009年5月26日火曜日

自作する4×5引き伸ばし機・3

さて、拡散ボックス(拡散缶)の製作の続きです。
ペンキのバケツ缶とみかんの缶で外観はよしとして(まぁいいかという意味で)、バケツの内側にダイソーにあった白色の薄い発泡ウレタンのシートを隙間なく貼っていきます。缶のままでは拡散効果が少ないようです(一応実験してみました)。
最後は半透明の乳白のアクリル板をペンキ缶の中に入るサイズに丸く切り出し拡散板とします。発泡ウレタンのシートはそれなりの厚みと弾力がありますからそれを利用して拡散板を固定します。接着などしなくても固定でき、また微調整がいつでも可能なのでいい方法でしょう。

実際に点灯してアクリルの中心と周辺をスポット露出計で測光したところ1/3EVも違わなかったので、ひとまず何とかなりそうです。

自作する4×5引き伸ばし機・2

さぁ工作の始まりです。
ベースにするカメラ、手元にあるトヨフィールドの初期型はフィルムバックの挿入部分とレボリングの部分、つまりカメラの後部分がごっそり外れるようになっています。この部分を外して、ベース部分+フィルムキャリア+光源にそっくり入れ替えれば引伸ばし機になるという予定です。この方法ならば、一切カメラ本体に手を加える必要はありません。撮ったカメラで引伸ばしというわけです。

まずはカメラと接続するベース部分の製作です。土台となる1mm厚のアルミの板をホームセンターで買ってきて、トヨフィールドのバックのサイズに切り、4×5のフィルムサイズより大きめの穴を四角く真ん中に開ける。裏側に反射防止の黒いウールのシートを貼る(家具の傷防止に貼るシートとしてホームセンターで売っていたもの。厚みのあるもの)。これでベース部分は完成です。

さて、今回の工作の最大の問題は「光源」。引き伸ばし機には主に集散光式と散光式 の二種類があって‥‥というのは暗室の入門書ならばどんな本にも書かれていますね。モノクロの引き伸ばし機は集散光式を採用するものが多いといわれていま す(事実そうでしょう)。ところが集散光式はコンデンサーレンズであったりと、いろいろと個人が(特に何の技術・知識のない私が!)作るにはハードルが高すぎ ます。光を拡散させる拡散ボックスをつくれば、散光式の光源は何とかできるようなので(本当に出来るのか?)、もちろん今回は散光式の引き伸ばし機を考えていきます。
拡散ボックスとして最初、アクリル板を箱に組んで作ることを考えたのですが、中に熱がこもったときに変形や燃焼という心配があり、また結構値も張るので(この理由のほうが大きい)金属で作ることにしました。何かいい素材は‥‥とホームセンターをうろうろしていたところペンキ売り場のところに赤い金属のバケツを発見。口径も4×5のフィルムの対角線よりも大きく、先に作ったベース部分に収まるという、申し分ないサイズ。

光源の光のもとは何にするのか?散光式は光のロスも多そうなので少しでも光源は強いほうがいいと思います。‥‥いろいろ考えてもしょうがない のでここはひとまず一番手軽でなじみのある普通の電球でいきましょう。口金は大きくすると全体が大きくなりそうなのでE17、電球は100Wのもの を使うことにしました。
取っ手を外した赤いバケツの底に穴を開けて電球のソケットをつける‥‥結構中がいっぱいいっぱいな感じになっちゃいました。拡散ボックスにあたる部分はなるべく大きな空間を作りたいと思います。そこでもう一つ小さな缶を上に付けそこに電球をつける事にしました。そのほうが熱対策でも有利になる(たぶん!)。その缶は我が家の資源ごみからみかんの缶を選択(この時点で完成がすごく貧乏くさくなる覚悟はした)。これで拡散ボックス(拡散缶)の外観はほぼ完成。

2009年5月19日火曜日

自作する4×5引き伸ばし機

写真に関しては、暗室でフィルムの現像からプリントの作成まですべてを自分の手で行なうのを基本と考えています。4×5のカメラが手元にあってもそのあたりが困ったところ。所有の引き伸ばし機は6×9まで対応しているのみ。
手に入れたトヨフィールド(初期型)を何とか引き伸ばし機としても使えないかと考えて、いろいろと試行錯誤してみました(そのあたりのことはこのブログにも事細かに書き始めたけれど、あまりに雑な工作と妥協の塊となった完成品を見て、詳しく書くのはやめにしました。知りたいという方はコメントを残してくださいね)。

トヨフィールドをベースにするけれど、取り外しの出来るそのバック部分をそっくりと光源ユニットに交換するという方法でカメラには全く手を加えないこと。極力お金をかけないこと。その2点が基本です。あくまで今回の工作は「代用」ということを忘れてはいけません。基本的に「100%の機能を期待するのではなく、機能的には多少怪しくても全く暗室作業ができないよりははるかにマシ」という考え方ですすめていきます。そしてお金はかけずにやっています。
また、私自身はこのような工作に関して何の経験も技術もありません。もっと言えば知識もありません。 気持のみでどんどん行っちゃいます。それから、前もって図面を引くようなことはしていません。ちゃんとした図面など描いたこともありませんし、正確に図面を作ったとしてもそのとおりに部品を作り上げられる自信などこれっぽっちもありません。その場の思いつきと工夫でどんどん進めて行っちゃいますのでよろしくお願いします。